平成29年度 第1回新潟県認知症介護基礎研修(7/26開講)

2017.07.27

新潟県受託研修

イベントレポート

新潟県より受託しております「認知症介護基礎研修」を7月26日に開講し、無事終了いたしました。

この研修は昨年度創設され、苗場福祉会では初年度より運営を受託しています。今年は会場を4月開設の「ヴィラあかし」多目的ホールに移して、7月26日(水)受講生44名をお迎えして開講しました。

緊張の中いよいよ研修がスタート! 苗場福祉会小松事業本部長より開講の挨拶から始まりました。「認知症を学ぶというだけでなく、広い視野を持って介護の仕事に携わってほしいです。例えば、苗場福祉会では数々の災害に対応してお客様を守りながら日々を送ってきたという経験を活かして、今回の大雨被害に際しても迅速にグループホームのお客様を避難させることができました。どんな経験も明日の介護につながります。」この言葉は受講生さんの胸に響いていたのではないでしょうか。うなずきながら聞いている方もいました。

 

続いて新潟県高齢福祉保健課小林主事から認知症の現状と対応する施策についてのご講義をいただきました。その後は全国一律に決められた内容となるDVD教材を視聴しながら、個人ワーク、グループワークを次々と行っていきます。進行の速さに戸惑う様子も見られましたが、皆さん積極的に取り組む姿が素晴らしいものでした。

グループで共有した内容を発表する時には積極的に手をあげて発表する皆さんもおられ、普段接しない他の施設の方との交流も存分に生かされているワークだったようです。

研修のお供の ふなっしーとあきら先輩が受講生の応援をしているようでした。
各講師陣もわかりやすく伝わりやすいようにと、リハーサルもして取り組んだ研修。受講生の皆さんの良い学びの場となったことを祈ります。会場であるヴィラあかしの施設内見学も多数のご要望があり、昼休みと研修終了後には20名以上の方がサービス付き高齢者向け住宅部分も含めてご見学されました。皆さん勉強家ですね(*^▽^*)

長い1日が終わり、修了式です!代表の方に小林主事より修了証の授与がありました。最後はお一人ずつ研修スタッフから手渡しで修了証を差し上げました。良い笑顔で受け取ってもらい、スタッフもやりがいがあったと実感できた研修でした。

< 2017年7月27日 作成:法人管理部内 受託研修事務局 根津>