第5回新潟県認知症介護実践者研修 無事終了しました!

2017.10.31

新潟県受託研修

イベントレポート

平成29年9月4日から開講しました「第5回新潟県認知症介護実践者研修」が10月20日の総括講座まですべてのカリキュラムを無事終了いたしました。

最終日となった総括講座は会場を十日町市クロス10へ移動して、グループごとの「成果報告会」からスタートし、「特別講演会」をはさんで「修了式」を執り行いました。

成果報告会では1ヶ月間におよぶ取り組みについて、実習担当者(認知症介護指導者)とグループの仲間へ向けて各自発表を行い、感想や意見を交わしていました。総評で春日次長がこの成果を今後の業務に活かし、自分だけでなくまわりの職員にもチームケアの大切さを伝えていってほしいとの言葉を送りました。
研修アンケートでも「他施設の取り組みが参考になった」「グループ内の発表だったので話しやすかった」「指導者の存在が心強かった」などの感想があがっています。

特別講演会はフリーアナウンサーの岩佐まり様をお迎えし、「若年性アルツハイマーの母と生きる」と題し貴重なご講演を拝聴しました。
55歳でアルツハイマーを発症されたお母様と二人暮らしの岩佐様。つらかったこと、制度の知識が無く戸惑いが多かったこと、受け入れ先のサービス事業所での不適切な対応など、生の厳しい現実を明るい笑顔で前向きに語っていただきました。在宅介護の大変さを改めて感じると共に、ケアを行う立場の者として身がひきしまる言葉も多くありました。(11月3日のフジテレビの特番「キテレツ人生」に岩佐様が出演されるとのことで、当日もテレビスタッフが密着されていました。)

外部からの聴講も受け入れての講演会だったため、多くの方が岩佐様のお話に感動し、涙しながら聞く方もおられました。著作販売も行ったところ、見事売り切れの大盛況でした。(当日はご本人からサインと握手のサービスつき!)

講演会終了後にいよいよ修了式。新潟県高齢者福祉保健課小林主事より受講生代表の方への修了証を授与とご挨拶を賜りました。その後恒例の「スライドショー」を上映し、長かった研修を振り返るひとときとなりました。
最後に小松事業本部長から締めくくりの言葉が送られ、2ヶ月間におよぶ実践者研修が幕を閉じました。

53名の受講生の皆様、ご担当された指導者、講師の皆様 本当にお疲れ様でした!

岩佐様もご一緒の記念写真 皆様の笑顔が輝いていました!!

社会福祉法人苗場福祉会 受託研修事務局 根津