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お茶パック使用の取り組みについて ~介護老人保健施設みさと苑~
2018.02.08
みさと苑
その他
津南町では、連日の猛雪と戦う日々が続いております。全国的にも降雪量の多い様子ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
今回は、入所でリハビリ職員の行なっている「手の中に入れるお茶パック」の取り組みについてご紹介したいと思います。
ご利用されている方の中には、手が硬くなってしまい、中々、指や手を開く事が困難な方もいらっしゃいます。この事で、手の皮膚環境が悪化し、衛生状態を保つ事が難しい時もあり、場合によっては、感染症に繋がるケースも考えられます。
そこで、緑茶に含まれるカテキンの除菌・消臭作用を利用した研究に着目しました。実際に介護現場にて、ガーゼに包んだお茶パックを使い、手の中の環境改善を図っていると報告もあります。みさと苑 入所でも、リハビリ職員を筆頭に学習し、ご家族様の同意や、多職種の協力を得た上で、経過を追って取り組んでいます。
成果として、皮膚の状態が改善されている様子もあり、現在も継続して実践しています。
(※巻き方はお客様のご状態に合わせて調整しており、下の写真は一例となります)
今後も各専門職で協議しながら、より質の高い効果が望める様に取り組んでいきます。
※みさと苑では、活動報告や事業部報告の他、セラピストの育成や技量向上に向けた活動にも力を入れております。福祉サービスでのリハビリテーションに興味のある方や、学生で興味のある方は法人管理部までご連絡ください。
(法人管理部の連絡先につきましては、法人のホームページをご参照ください)
平成30年2月8日 社会福祉法人 苗場福祉会 理学療法士 内藤 正志