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2019年度第一回管理職員研修
2019.06.26
法人管理部
研修・セミナー
2019年6月18日 こころの杜地域交流スペースにて、10:00~17:00まで、
丸一日かけて各施設の管理事務職員が一堂に会して研修を行いました。
関東からも多数の参加があり、各施設は管理事務職員不在のもと業務を行うこととなりました。
さて、研修の様子ですが、管理職員としてふさわしい職員になるために、
経理規程の復習から始まりました。
チーム毎に物品購入の稟議書を作成して、上長に印鑑を押印してもらうロールプレイングを行いました。
稟議書の作成に慣れていない職員もいるため、お互いにフォローしながら作成しました。
少し捻りを加えた物品購入でしたが、教え合うことで正しい知識が身についたのではないでしょうか。
後半は株式会社マナーズの代表 山田節子先生の講義です。
私達管理職員に求められる能力は、リーダーシップではなく、
職員を支えるためのフォロワーシップです。
それをどのように発揮していくかの考え方を説いて頂きながら、
「部課長ゲーム」というビジネスゲームを行いました。
各チーム、「部長」「課長1」「スタッフ1」「課長2」「スタッフ2」の役割を決めます。
全員一言も発することはできず、許されたコミュニケーションはメモだけです。
コミュニケーションは部長⇔課長⇔スタッフと縦にしかできません。(例:課長1は部長とスタッフ1のみ)
部長にだけミッションが教えられ、30分以内にミッションを達成するというゲームです。
実にビジネスの核心を衝くゲームで、全員の協力が不可欠です。
・部長から指示が降りてくるのを待つ課長
・待ってられずにやきもきするスタッフ
・パニックになり指示が出せなくなる部長
・部長を囃し立てる課長
チームにより様々な進行になりました。
ゲーム終了後には役割毎に分かれての振り返りを行いました。
ミッションを早く達成するためには、まずは部長から全員にミッションを伝え、
中間にいる課長が機転を利かせて部長に進言をしていくのがコツということがわかりました。
最後に一日の研修を通して、これからの課題と対策をどのようにしていくかを個人毎に考えて発表をしていきました。
長時間の研修でしたが、今まで見えていなかったものが見えてきたのではないでしょうか。
一日施設を不在にして、職員やお客様にご迷惑をかけたかもしれませんが、
今まで以上に機転が利く管理事務職員として、これからも施設のために職務を遂行していきます。
(2019年6月26日 苗場福祉会 法人管理部 倉田明)