高崎市で特別養護老人ホーム新築工事の安全祈願祭が行われました

2020.03.02

特別養護老人ホームシンフォニー

イベントレポート

2020年2月27日木曜日 群馬県高崎市井野町において「特別養護老人ホーム シンフォニー」の新築工事安全祈願祭が執り行われました。

当日は法人本部のある十日町市は雪模様となり、冬景色の中を向かいましたが・・・現地は風があるもののよく晴れていて、着工に向けて良いスタートを切ることができました。

少し神事の説明など入れながら、祈願祭の様子をご紹介してゆきましょう。
地元の神主様においでいただき、工事業者、設計業者、法人の関係者で臨みました。
工事の開始を神様に告げ、工事の安全を祈る旨の祝詞(のりと)を奏上していただき、頭を垂れて安全と繁栄を祈りました。

神主様が紙吹雪を撒いておられるのは「切麻(きりぬさ)散米(さんまい)」といい、土地の四隅を祓い清め、神様に酒、米などをお供えをするための儀式です。
その後「地鎮の儀」となります。鎌を使って「苅発(かりそめ)」という草を刈る仕草、鍬を使って「穿初(うがちそめ)」という土を起こす仕草、鋤を使って「鋤初(すきそめ)」という土を均す(ならす)仕草を順番に行っていきます。大きな声で「エイ、エイ、エイ!」と3回動作を行います。

玉串奉奠では地元住民を代表して井野町第4町内会の会長である梅山様からも拝礼、祈願をいただきました。お忙しい中駆けつけてくださり、「いよいよですね。良い施設が出来上がるのを楽しみにしていますよ。」とあたたかいお言葉もいただきました。

式の最後には「直来(なおらい)」として、神様にお供えしたお神酒のお下がりをいただき、神事は終了いたしました。

締めくくりに湖山理事長より、地元で発展し愛される施設となるよう、皆様からのご協力をぜひお願いしたいとのご挨拶がありました。手振りを入れながら情熱をこめてお話する姿がまるで指揮者のようだと感じ、「音楽のまち 高崎」にちなんで名付けた「シンフォニー」という施設名にぴったりだと思いました。


すべて終わりテントの外に出ると、この土地で今冬初めての風花がふわふわと舞いました。寒さは厳しいというほどでもない日でしたので不思議でしたが、雪の神様が新潟と群馬の地を結びつけてくれたような気がしました。

<2020.03.02 社会福祉法人苗場福祉会 法人管理部 事業企画課 根津>