2021年度 千葉事業部 新人研修

2021.04.22

特別養護老人ホームさくら館

研修・セミナー

千葉事業部において4月20日、21日に千葉事業部新卒研修を開催いたしました。
参加者は2020年、2021年新卒の9名です。

・社会人として、職員として一般基本常識を身に付ける
・コミュニケーションの大切さを感じることが出来る
・他者の行動を見て自分がとるべき行動を考える事が出来る
・先輩、後輩の区別なくチームワークの大切さを感じることが出来る

このような目的で、

1日目にはアルマ美浜の水上施設長、わたくし千葉埼玉事業部の小出による『社会人として心得』、松野次長、さくら館DS今井係長、さくら館管理新田さんによる『洗濯の仕方・たたみ方、接客について、お茶の入れ方・出し方』の研修を行いました。

社会人・組織人として責任感を持ってしっかりと働いていただき、社会人としてのマナーを身につけることによって、みんなの魅力も増すような講義を開催しました。

みんな知っているつもりでも知らなかったことばかりで、きっとこれからの社会人生活に役立つことと思います。

 

2日目には2チームに分かれてのカレー作り。これまで料理をしたことのない人、カレーを作った経験がほとんど無い人ばかりで、主催者側も想定外の作り方も見られ、こちらが驚かされるようなことばかりで、でもだからこそみんなのコミュニケーションが深まるカレー作りとなりました。

 

余った食材はオブザーバーの方々が即興でオリジナル料理を作りました。

水上施設長の作成したエビチリ、アルマ美浜栄養科塚野係長、さくら館栄養科西原さん作成のキノコとハムのアヒージョ風です。

出来上がったカレーもオブザーバー作のオリジナル料理も物凄く上出来で、参加者みんなで達成感を感じていました。

 

カレーって国民食にはなっていますが、家庭の味や好みが大きく出る食べものです。みんなそれぞれの『普通のカレー』がある中で、「他の人にも人それぞれの普通もあるんだな」「自分の普通はみんなの普通では無いんだな」と感じていただき、それぞれの思いを入れたり好みなどを配慮しながら、最終的にどう仕上げていくか話し合って決めていく、それは今後の仕事の進め方にも通ずるものがあるかなと思います。

同じ素材を使っても、カレーになるかビーフシチューになるかホワイトシチューになるか、或いは豚汁になるか、またまた或いは新たな創造物になるか、それは全体のマネジメントに通ずるものがあるし、定番の具材以外のものを合わないと決めつけて排除することなく上手く活用するのは人事マネジメントに通ずるものがあるし、そういったことを協同でのカレー作りを通して学んでいただけたら幸いです。

仕事は自分一人では成し遂げることが出来ないこと、チームワークが無いと達成できないことがあること、社会人として何を大切に生きていくか、そのようなことを新卒の方々によく考えていただける研修になったかなと感じております。

 

今後のみなさんのご活躍を期待しております。

 

千葉・埼玉事業部 小出