冬の津南に研修医来たる  ~介護老人保健施設 みさと苑~

2015.03.04

みさと苑

その他

2月23日から25日の3日間、東京慈恵会医科大学より研修医の村木國夫先生が地域医療医師研修に来られました。

昨年9月の九穂尚子先生に続き、今年度2人目の研修医の先生となります。

研修に当たり、昨年9月と同様に佐々木施設長が中心となってカリキュラムを作成、各部署の担当者が講義等を行いました。

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まず1日目、根津次長及び西野課長より、みさと苑を含め苗場福祉会の施設の紹介・概要の説明です。

説明の後は、みさと苑施設の見学。

下の写真は、みさと苑内の通所リハビリを見学している時の様子です。熱心に説明を受けられていました。

なお、写真には写っていませんが、見学時、通所リハビリフロアではお客様が実際にリハビリを行われています。病院とは違った「介護老人保健施設のリハビリ」を感じられたのではないでしょうか。

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また、津南事業部は、みさと苑の他に、健康増進センターみさと、グループホームひまわり、ケアハウスリバーサイドみさと等の施設があります。今回の実習では、健康増進センターみさと(写真左)及びグループホームひまわり(写真右)を見学して頂きました。

同施設を見学した際には、施設の構造や配置など、かなり深くまで質問されていました。

私もカメラマンとして同行いたしましたが、私自身、知らないことも多くあり、大変勉強になりました。

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2日目は、朝のミーティング後、佐々木施設長の回診に同行。

その後、佐々木施設長より、日常のケアをする際の留意点や救急時の対応方法などの講義を受けられました。下の写真は、講義中に1枚お願いして写真を撮らせて頂いたものです。

村木先生ちょっとお疲れ気味でしょうか?

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また、午後からは栄養科の高橋係長より配食サービス事業の説明を受けられると共に、実際に地域に出向き、お弁当がお客様へ配達されるまでの流れを熱心に確認されていました。

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最終日の3日目。

昨日に引き続き、朝のミーティングに参加された後、福島言語聴覚士から在宅言語療法について説明を受け、その後、実際にお客様宅を訪問し、訓練の様子を見学されました。

写真は、訪問出発時の様子です。

村木先生(奥)、若干緊張されているようです。

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訪問から戻られた後は、湖山泰成代表より「地域包括ケアシステムにおける介護老人保健施設の役割」と題し、講義をして頂きました。なお、この様子は先日のブログに掲載致しましたが、ご覧いただけましたでしょうか?

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写真や映像でしか拝見したことのない湖山代表を前に、職員一同、普段以上に真剣に聞いております。

講義をお聞きになった村木先生からは、

湖山代表の『親を入居させたいと思うような施設を作り、地域に貢献する』という理念を聞くことができました。職員の方々も代表の理念を実践しようと日々、心からのサービスを提供していると思いました。

との感想をいただきました。

私自身も、湖山代表がおっしゃっていた理念を心に刻み、より一層「自分の親を入居させたい」と思うような施設づくりに励んでいきたいと思いました。


村木先生。

この3日間、短い期間ではありましたが、今後、先生がご活躍されていく中で、みさと苑で学ばれた知識や経験が少しでもお役に立てれば幸いです。


<2015年3月4日 介護老人保健施設 みさと苑 管理課 春日>