お客様が　ステーキが食べたいな～　とおっしゃいました。

こんなご希望に沿いたいと、アルマ美浜の栄養科は動き出します！

たくさんのお客様に、

食べたいものを安全においしく提供するために、

静かに・・・栄養科の中で切磋琢磨を繰り返しています。

たくさんのお客様のお食事を用意する集団給食では、

特別な調理機器を使用します。

日々改良される調理機器は、優秀なものですが、

使いこなすことができなければ、価値がありません。

アルマ美浜の栄養科では、調理機器メーカーが開催する研修会に、

ベテランの調理師も研修に出かけます。

ステーキの提供に頭を悩ませていたところ・・

お肉を柔らかく調理する工夫を教えてくれるこのセミナーがあると聞き

参加してきました。

やわらかい手作りソーセージや、ステーキに負けないおいしさの赤ワイン煮など、やわらかい野菜の下ごしらえを学んできました。

牛肉の赤ワイン煮の下にあるのは、ナスです。

　スチームコンベクションオーブンという器具で

柔らかく下ごしらえします。

赤ワイン煮は、真空調理でとろけるほど柔らかくなります。

下味をつけて専用の袋に入れ真空調理機で空気を抜きます。

中まで味が染み込み、さらにとろとろに柔らかくなります。

調理時間はかかりますが調理工程は簡潔です。

しかも！清潔・安全！　

次世代の調理の主流になっていくと思います。

手作りソーセージは、つなぎにヤマトイモを使いました。

ふっくらと仕上がるそうです。

ヤマトイモと豚肉をブリクサーという機械でペースト状にしますが、

　　機械にかける前に材料をブリストチラーをいう機械で冷やしておきます。　

　　　　　　

これを真空調理機で空気抜きをして・・・・充填します.

柔らかいけれど粘りはなく、

薄い皮だけパリッとしたソーセージができます。

お魚の調理は鯛をあさりのスープソースにのせたものです。

真空調理をしました。

　　　　　　　　　　　　　　　

あとは・・・　　チーズのスフレ

ふわふわで、アルマの皆さんに食べてもらいたい！！

時間がたつとしぼんでしまうことが課題です。

え！これは本当に研修？とおっしゃいました？？？

↑このいくつかの写真は完成品のもので・・・

私達が食べたものは・・・いえいえ試食したのは

これ↓

ごちそうさまでした…ではなく　お疲れ様でした＾＾

研修を活かして

もちろん！アルマ美浜はステーキ提供に挑戦します。

ここでアルマのステーキをご紹介する日は、そんなに遠くはありません。

特別養護老人ホーム　アルマ美浜　栄養科　髙野晶子