第5回 新潟県認知症介護実践者研修 Vol.1

2016.10.25

法人管理部

イベントレポート

新潟県の受託事業として、平成28年9月5日より開講しました「認知症介護実践者研修」が10月22日についに終了いたしました。

その様子を2回にわたってご紹介します!

実践者1

9月5日・6日・7日、そして12日・13日と5日間の講義から研修がスタートしました。

仲間づくりの演習やアイスブレイクでは、笑顔が見られる中、2ヶ月にわたる研修に向かう皆さんには少し緊張もみられる始まりでした。集合写真もぎこちなさが… 職場実習に向けて「Go Fight!]

実践者2グループワークを通じて、徐々に打ち解けて会話が弾んだり、意見を交わされたり、情報交換されたりといった姿がとても頼もしくうつりました。現場でもこうして皆さまがお客様と真剣に向き合っておられるんだろうな…と思いながら拝見しておりました。

実践者4受講生の皆様と同様に、講師陣も真摯に取り組みました。様々な視点から認知症ケアについて学んでいただくために、各講師は内容を何度も検討し、カリキュラムで決められた「ねらい」を基礎に、プラスしてお伝えしたいことも盛り込みながら、講義に臨みました。魚沼市ほんだ病院院長 稲月先生のご講義は医師から直接「認知症」について学べるということで、皆さまに高評価をいただきました。

実習発表はパワーポイントを用いての全員発表となるため、パワーポイント初歩手引きの講義も自由参加で行いました。資料の説明と同時に操作画面も見ていただく方式をとり、初めて作成する方に少しでもわかりやすく学んでいただく工夫をしました。戸惑いながらも真剣に聴講される姿が印象的でした。

実践者3アセスメントと支援の講義では「自分」をアセスメントする演習に取り組みました。隣同士で「自分」を説明する作業から、「相手」のこともありのままに受け止めたり、言葉の奥や体から発するサインをくみ取ることなどを学び、改めて「適切なケアは充分なアセスメントが大切」であることを確認できました。

さあ!講義のあとはいよいよ職場実習です。およそ1ヶ月にわたり、自施設で各自設定した課題に取り組みます。

                文責:総務部 受託研修事務局 根津