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冬の日常風景~グループホームひまわり
2018.01.04
グループホームひまわり
その他
皆さま、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ここ新潟県津南町では、この数日雪の日が続いており、気が付けばいつの間にか身長に届くほどに積もりました。
今朝、役場の積雪計で148cmとの事でしたから、今は170cm位あるかもしれません。
施設周りも除雪車が忙しく動き回っています。
雪国では珍しくありませんが、雪のない地方ではまず目にすることがないであろう写真をいくつか…。
これは道路などで目にする「消雪パイプ」。地下水を汲み上げて放水し、雪を溶かします。井戸水は温度が15℃位ありますから、雪もみるみる解けます。
施設周りは、サニーホースに穴を開けて放水しています。
し、しかし!
裏の方は消雪設備がないため写真のような状況になってしまいました。少し投雪機を使って除雪しましたが、まだまだ間に合わない状況です。
ひまわりは豪雪地帯には厳しい平屋建て(この辺りは高床式3階建ての家が多い。1階が車庫で玄関は2階。)のため、自動落雪式の屋根(屋根から雪が滑り落ちる仕組み。雪下ろしをする必要がない。)から落ちた雪は、あっという間に1階を埋めてしまいます。
下の写真はリビングの窓で、雪が無ければきれいな景色が見えるのですが、すべて雪に覆われてしまいました。
窓の外に板が横に渡してありますが、これは「雪囲い」と言い、雪の重みから窓を守るものです。
早いうちに除雪をして窓から外が見えるようにしなければ!
毎年繰り返される風景です。
除雪はなかなか厄介ですが、雪はまた豊かな恵みももたらしてくれます。雪が多いからこそ豊かな水に恵まれ、酒も米も野菜も山菜も美味しくなれるのですね。
白菜や大根など野菜も雪の中に貯蔵しておくと甘みが増します。最近では雪下人参が知られるようになりました。
山菜だって、雪消えと共に一斉に急激に伸びるからこそ柔らかいのです。
雪の少ない地方の方にとっては、なかなか感覚的につかめないかもしれませんが、まあ、雪国ならではの楽しみもたくさんあるということです。
さあ、冬はこれからが本番です。頑張って参ります。
(2018年1月4日 グループホームひまわり 岡村昌幸)