「中国視察団」アルマ美浜来所のご紹介!

2019.08.04

特別養護老人ホームアルマ美浜

イベントレポート

千葉市美浜区にある「特別養護老人ホーム アルマ美浜」は、様々な団体の実習や視察の受け入れを実施しています。

昨年の韓国議員団、中国介護視察団に続き、先日、中国から18名の視察団(コーディネーター1名含む)が来所されましたのでご紹介します。

ちなみに、このような視察等の問い合わせは、ほとんどが「ホームページを見て」です。

今回の視察団メンバーは、中国で保育事業を展開しているグループの代表と経営層、園長等の方々です。5日間の日本視察日程の最終日に「アルマ美浜」にお越しくださいました。

早速、小松事業本部長と私(水上)で2グループに分かれて施設案内です。

特殊浴槽や、様々な入浴スタイルが整っていることに大変驚かれ、ぐいぐいと質問攻めです。

 

 

 

 

 

 

 

えんじ色のポロシャツの女性はアルマ美浜の入所スタッフです。中国語が堪能な為、通訳担当として依頼し、大活躍してくれました。大感謝です。

デイサービス自慢のリハビリナビゲーションシステム「デジタルミラー」です。

重心測定機能や重心移動を利用した金魚すくいに大盛り上がりで、大歓声が上がっておりました。

そして今回は施設見学に加え、昼食の依頼もありました。直前のご依頼であった事もあり「いつも通りのメニューを召し上がっていただきたい」そう思っておりましたが、献立表を見ると・・

たまたま当日の献立は、中華料理づくし・・日頃「お食事が売り」を口外している私も青ざめました、栄養科スタッフも失笑。本場の人達に!?

 

食前に日々の取り組みや献立紹介です。中華料理の紹介では、「私達が苦笑いした」というニュアンスが伝わったようで、和やかな雰囲気で昼食開始です。

皆様完食で、きれいに召し上がってくださり、賑やかな雰囲気でほっとしました。さすがアルマ美浜栄養科のスタッフ、良い仕事をしてくれました。

今回のご案内中、通訳を介しての多くの質問への回答で難儀したのは、日本の保険制度(特に介護保険)の説明と特養の入所条件でした。

ありがたいことに、気に入っていただいた数人の参加者から「どうしたら私の親をここに入所できるか」「すぐに利用したい、いくらかかるか」等、真剣な質問が飛び交いましたが、疑問点は徹底的に質問して解消する姿勢も、学ぶべき点でありました。

また、私達が当たり前に利用している保険制度を、他国の方(中国にも税金、医療保険はありますが)に伝える事の難しさを痛感しました。

皆様お互いに写真を取り合ってチャーターバスに乗り、手を振って笑顔で出発していかれました。国内最大級の「イオンモール幕張新都心」で買い物をして成田空港へ向かうとの事でした。

参加者の皆様、コーディネーターの福沢様、小松事業本部長、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

(2019年8月4日 苗場福祉会 特別養護老人ホーム アルマ美浜  水上 大輔)