令和元年度 第2回 係長研修

2020.02.16

法人管理部

研修・セミナー

2月13日(金)、特別養護老人ホームこころの杜にて『令和元年度 第2回係長研修』が開催され、法人内の係長20名、次年度に係長昇格予定の7名が参加しました。

今回も初回同様、法人の将来を担う係長職の研修ということで、小松本部長を始め、各事業部次長、施設長等もオブザーバーとして参加しました。

今回の研修のねらいは、以下の2点です。
・今年度研修の振り返りと次年度研修組み立てへの提言
・研修組み立てチャートの作成

まず小松本部長より本研修の趣旨、次年度の事業方針についての説明が行われました。

 

 

その後各チームより今年度の各研修のについて「今年度振り返りと次年度への課題」「研修の要・不要の判断」「次年度への提言」などの報告がなされました。
「既存のやり方にとらわれず、研修の在り方を見直す」という法人の指針に基づき、忌憚のない意見も多く出され、有意義な報告となりました。

 

本人の意向、法人の意向を考慮に入れ、次年度の担当も決定いたしました。

 

午後は研修組み立てチャートについての講義を受講し、次年度の研修チームに分かれ、「研修組み立てチャートの作成」のグループワークを実施しました。

 

また、参加者からの報告を踏まえ、研修の約束事ととして、以下の4点について本部長からのお話がありました。

1.上司は研修前後の面接が必須である。
・研修前に面接し「参加する意義」「本人の思い「上長の思い(期待)」について話す。
・研修後にも面接し「研修後の思い」「実行すること」「変化した自分」について聞く。

2.課題はチームとして捉えるもの。研修毎にそれぞれに役割を与え、解決に向ける。

3.研修に参加出来ない上長は、参加するオブザーバーに研修参加者への期待等を伝え、研修時にそれが叶っているか確認してもらう。

4.研修は一時のモチベーションを上げるもの。
研修という外的要因に影響を受けたモチベーションは、根本的に変化しているわけではないので、時間の経過等により下がってしまう。研修後の実行力が伴うもの、行動の変化が伴うものであれば、容易に下がることがなくなる。

 

次年度のチームごとに分かれてのグループワーク。法人の基本方針、今の講義で得た知識、各人が思う課題や理想など、交錯し重なり合う思いを研修にするため、各チームでの活発な議論が聞かれました。

 

その後にグループワークの結果を発表をしました。各チームそれぞれの発表について、参加したオブザーバーからのアドバイスも多く出ました。

 

法人の将来を担う係長職のみなさまは、湖山医療福祉グループの方針である『自らが受けたいと思う医療と福祉の創造』のひとつとして、『自分が受講者ならこんな研修を受けたい!!』を実践していただけたら幸いです。

 

(2020年2月13日 苗場福祉会  係長研修担当 )