アルマ美浜「へぎそばの会」開催!!

2020.11.14

特別養護老人ホームアルマ美浜

イベントレポート

千葉市は「新型コロナウイルス」感染拡大の真っ只中にあります。累計感染者数は900人に迫る勢いです。コロナ禍を、全スタッフが一丸となって「持ち込まない」意識の共有で、日々の感染予防活動に長期に渡り尽力してくれています。

法人本部を構える新潟県十日町市や南魚沼市でも、毎年恒例の様々なイベント(地そばまつり等)が、縮小、中止を余儀なくされる等、多くの企業活動に影響が出ているとのことです。

この度、湖山代表から、十日町市の一般財団法人十日町地域地場産業振興センター(クロステン)様の「オンラインで へぎそばを楽しむ会」をご紹介いただきました。残念ながらオンラインでの「そば講座」参加は叶いませんでしたが、千葉・埼玉事業部各事業所で「へぎ(妻有)そばセット」を購入させていただきました。

セット内容は、なんと日本酒が・・3本も・・!?。お酒は今回は我慢して、そばは乾麺布海苔そば・乾麺布海苔そば(北海道新そば)・布海苔生そばに、特性のそばつゆまで入った豪華版!(写真は2セット分)

コロナ禍前のようにお客様同士での調理は未だできませんが、目の前の大鍋で一気に茹で上げる臨場感と本場の味を楽しんでいただく為に、換気やお客様同士の距離も配慮し、今回はショートステイのユニット内で午後2時からの開催としました。

先ずは、十日町市や、へぎそば(妻有そば)の由来、特徴の紹介からスタートです。お客様も特におなかは減ってないけど興味津々です。

大量の湯も沸騰し調理スタートです。乾麺と生そばを時間差で茹でます。

鍋に入れた瞬間からユニット内にふわっと、布海苔独特の素晴らしい香りがたちこめました。ユニット内の多くのお客様が自然と「わー」「いい香りー!」等々声があがりました。

茹で上がり後も時間との勝負です。てばやくぬめりを取って・・・

せっかくの蕎麦の香りをこの地域の美味しくない(スミマセン)水道水で台無しにせぬよう、「せめて最終工程だけでも」と、「津南の水」と津南の水氷をふんだんに使用し、しっかりと締めました。(コンビニでも購入できます)

残念ながら 「へぎ板」も生わさびも調達できませんでしたが、練りわさび、ねぎ、和がらしを添えて完成です。

特に「そば」に和がらしを添えるのが初めてのお客様も、「合う!」「美味しい!」等々なかなかの好評。海藻のつなぎに和がらしの風味がばっちり合います。以降、皆様黙々・・・。

皆様(スタッフも)、健康エキスたっぷりで布海苔のとろみのついた「そば湯」まで、しっかりと召し上がり、布海苔の風味と、のど越し良いお蕎麦を堪能させていただきました。3種類の布海苔そばを混ぜた事で、微妙な色の違い、触感の違いも楽しめました!

幸運にも1泊の利用中に本企画に遭遇したA様は「こんな体験生まれてはじめてよ!いつも本物志向で素晴らしい」送迎車内で家に着くまで、ずっとお話をして下さったそうです。リップサービスでも嬉しいです!

お客様から自然と出た表情や歓声に、より良い食材と食事、アルマ美浜で常々心がけているライブ演出の大事さを実感しました。デイサービスや特養でも企画してみたいと思います。

この日の開始時間は14時。そう、お蕎麦が終わるとお茶菓子の時間です。栄養科手作りの「チョコ蒸しパンメイプル添え」・・。急遽の水上企画とはいえ「せっかくの栄養科の愛情こもった手作りお菓子なのに、なんとも一貫性なくてごめんなさい」との声掛けに、皆様笑って「これはこれ、問題なし」と完食されておりました。

 関係、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

(2020年11月14日 特別養護老人ホーム アルマ美浜 水上)