💛愛という文字💛

2023.05.15

雪あかり

イベントレポート

皆さまこんにちは(*´▽`*)

いつもブログをご覧いただきありがとうございます<m(__)m>

「端午の節句をはじめとする「節句」という行事は、1200年以上前から季節の変わり目に健康長寿を祈念する祭祀として、当時桃の節句や端午の節句は、子どものためではなく大人のための行事だったのを知っていましたか?僕は知らなかったです(笑)( ゚Д゚)

5月5日の子どもの日は端午の節句とも言いますが、昔から宮中では、季節が移り変わる節目には心身ともに調子を崩しやすいことから「節句」として、定期的に邪気を払ったり、旬のご馳走を食べたりする行事が行われていました。
五節句とも言われ、中国の暦をもとに一年間で1月1日や3月3日のように奇数が重なる日を節句の日と決めたのです。端午の節句もそのうちのひとつです。
気持ちや体調の変化が起きやすい季節の変わり目に注意をはらう考え方は現代でも同じですね。
3月後半の春分の日を境に、だんだんと夏に近づいていくこの時期は、香りが強いサトイモ科の葉菖蒲が繁る時期とも重なることから、葉菖蒲を薬代わりにして節句行事を行っていました。そのため別名「菖蒲の節句」とも言われます。
鎌倉時代になって武士が勢力を持つようになると、尚武(しょうぶ=武道・軍事を尊重する意味)と発音が同じことから、武具や鎧兜を飾って祝う行事へと変化していきました。以来、五月人形として鎧や兜を飾るようになっていったのです。←豆知識(笑)

時代の流れとともに、さまざまな変化を遂げてきた節句行事ですが、もともとは医療が発達していなかった時代に生み出された先人の知恵によるものですね( ゚Д゚)
特に季節の変わり目に体調を崩さないよう、旬の植物や食べ物の力を取り入れる、といった考え方は、現代社会でも健康維持のために有効ですよね。
また、子どもが元気で健やかに成長するということは、医学が発達した現代でも当たり前ではなく、
本人様の努力家族様のサポートがあってのことだと、いろいろな面で感謝する気持ちを常に持ち続けたいです。

長くなりました((笑))が、雪あかりではお客様の長寿を祈願し皆様で兜を作成しました(・ω・)ノ

ここ新潟で兜と言ったら「愛」の文字の直江兼続です( *´艸`)

新潟って言ったら上杉謙信、上杉景勝じゃないの?て思いましたか?

僕が直江兼続の生まれ故郷の六日町だからです(笑)

 

※この刀は切れません(*‘∀‘)

でも本当は兜の愛のように、愛のある介護の意味も込めて作りました。

介護という言葉をローマ字表記すると、「Kaigo」となりますよね(^^)/
Kaigoの真ん中には『i(愛)』があります。
真ん中に愛があるということは、つまり介護にはやはり「」がなければいけないという ことだと思いまして
Kaigoから『i(愛)』をなくしてしまうと、『Kago(カゴ)』になります( ˘•ω•˘ )
つまり、愛のない介護はカゴになってしまうということ。施設の方なら、感じるものがあるかと思います。
カゴの中に閉じ込めておくような介護は、介護とは言いませんよね。
人生の最期の瞬間まで、個人の尊厳が護られ、自分らしく生きる権利を尊重し関わっていけたらと思い愛の兜を作らせていただきました。

今回は文章が多くなりましたが、また見ていただけたら幸いです(>_<)

5月12日 雪あかり 介護 駒木健太