お手玉 ~特別養護老人ホームかりんの里~

2019.10.15

特別養護老人ホームかりんの里

イベントレポート

この季節になると不思議なことに、子供の頃を思い出すことが多くなります。今のように、多機能なゲーム機やスマートフォンなど持っていなかった時代ではありますが、それでもビー玉やおはじき、かるたなど、簡単ながら楽しい遊び道具がたくさんあったと改めて実感させられます。

そんな私がいまだに苦手なのがこちら。

そう、お手玉です。私は生まれつき不器用なもので、二つ以上のものを一緒に動かすこの遊びがどうにも苦手なのです。

先日、お客様とお手玉を使って遊ぶことになりました。

「難しいなあ」「昔は出来たんだがなあ」とおっしゃいながら、皆様一生懸命チャレンジしていらっしゃいました。そんな中、一人のお客様からある驚きの遊び方を披露して頂きました。

片手にお手玉を持ち、もう片方の手を指でっぽうのような形にして、サッカーゴールの様にテーブル上に置きます。そして・・・

お手玉を親指と人差し指の間(サッカーゴール)に歌いながら投げて通す、「ひもんこぐれ」という遊び方を披露して頂きました。

ただ投げて遊ぶだけ、と思っていたお手玉ですが、新しい遊び方を目にして思わず童心に帰り、一人興奮していました。

お手玉以外にも、多様な遊び方のおもちゃがまだまだたくさんあるはず・・・・・・探求心がくすぐられた一日でした。

 

(2019年10月15日 特別養護老人ホームかりんの里 髙橋)