雪あかり❆回想法❄

2022.12.19

雪あかり

イベントレポート

こんにちは(^^)/

いつもブログを見ていただきありがとうございます(*^-^*)

今回は私が以前、病院で勤めていた経験を活かし「回想法」というものをしてみました。

回想法とは高齢者の記憶の特徴(今のことは忘れてしまうけど、昔のことは覚えている)を活かし、昔の道具や写真を見ながら思い出を語り合うアクティビティケアのことです。効果としては「脳の活性化」「自己肯定感が増す」「心が元気になる」「積極的になる」「認知症の進行を穏やかにする」と言われています。

 

自己紹介から始まり、最初は季節にちなんだお話をしてウォーミングアップをします。
「12月といえば…」のお題で盛り上がりました。「雪❄」「みかん🍊」「堀こたつ」「餅」「雪堀」たくさん思い出して答えて下さいました。「雪堀」というワードに昔は雪が降ると大変だった様子がわかりますね。今だったら「雪かき」と言いませんか?

「堀こたつ」というワードに僕の実家も冬になると、おじいちゃんが堀こたつを作ってくれて、穴に足が落ちて靴下に穴が開くという事を思い出しました(`・ω・´)

今の方は堀こたつを知っていますかね?知らなかったら調べてみて下さいね(^^♪

 

今回は昔の「遊び」を聞かせてもらいました。最初はあまり喋り出さなかった方も、懐かしい昔の道具見ると、次々と会話が弾んできました。「昔よくお手玉で遊んだ。」「遊びたかったけど家の畑を手伝っていた」「女3人で男オレだけだからよくしているのを見ていた」「お手玉の中に豆を入れて作った」等‥、昔を思い出されたのか、とても嬉しそうにニコニコとお手玉される方。畑では何を作っていたか、熱く語る方など盛り上がりました。

話の中で「戦争後はどの家にも本物の刀があって、持ちだして遊んで怒られたなぁ」という話に「うちもそれあった」と笑い声が・・・

恐ろしい(笑)Σ(・ω・ノ)ノ!

その後は皆さまで、リンゴの唄を合唱して締めくくりました。

最後は急須でお茶を入れて、みんなで「楽しかったね。」とお茶会をして終了しました。

皆様が輝いていた時代のお話を聞くことは、貴重であり、職員にとって大変勉強になります。回想法を通して皆様が昔を少しでも思い出して、脳がイキイキして下さるととても嬉しいです。

 

2022年12月19日 雪あかり 介護 駒木健太