認知症サポーター養成講座を開催しました❕

2023.06.29

健康倶楽部中子の森

イベントレポート

こんにちは。2023年6月21日に、認知症高齢者見守り隊に新規で入る方を対象に認知症サポーター養成講座を開催してきました。

中子の森から4人の職員が講師となり、15名の方が講義に参加して下さいました。

 

認知症サポーター養成講座とは、認知症状があっても地域で安心して暮らしていけるように、認知症について正しく理解し、偏見を持たずに認知症状のある方やそのご家族を見守る応援者を増やして行くための活動です。

 

まずは、病気としての認知症について知識を深めてもらうために、講義を行いました。

皆さんの前で話すことは緊張しました。💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、認知症状のある方の接し方について寸劇を皆さんに見てみもらい、対応の悪かったところやこうするともっと良いのではという事を、参加の皆さんにも考えて発表してもらいました。

 

最初はゴミ捨ての時に困ったと思う事として、分別ができずに間違えて持ってくる方への対応の場面です。

きつく間違いを指摘され、高齢者役の方が怒ってしまう場面は、迫真の演技でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しい声掛けや目線を合わせたりなどで、お互い気持ちよくゴミ出しができました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、夕飯時に徘徊をされてる近所の方を見かけた時の対応についての場面です。

 

知っている方に気づいていながらも、声をかけないでそのまま世間話をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知っている方がふら~と歩いていたらぜひ声をかけてほしいと、参加者の方からも意見が出た半面、知らない方には声をかけるのも躊躇する・・・という意見もありました。

難しい判断だと、私たちも感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徘徊されていた方が家に帰るとの事で、自宅まで一緒に帰りました。

 

家族でない方にどこまで関われるかは、関係性やご本人の様子にもよると思います。

困っていそうなだと思う方を見かけたら出来る範囲のかかわりでよいと思いますが、思いやりと温かい気もちを持って接してもらうことが何より大切で、講座で一番伝えたかったことです。

参加された方に少しでも伝わればよいなぁと、感じた一日でした。

 

              2023.6.29 健康俱楽部中子の森 訪問介護 広井真紀子